nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

ミルクボランティア

一般の人には聞きなれないコトバですよね。猫を飼っている人や、保護活動をされている人ならご存知の方も多いはず。

保健所は収容された犬や猫の殺処分を減らすため、新しい飼い主への譲渡を行っています。離乳前の子猫については、頻回の授乳や排せつの補助などを必要とするため離乳前の子猫を、新しい飼い主さんに譲渡できる月齢までご家庭で育てていただく「ミルクボランティア」という制度があります。預かり期間は子猫が自力で固形フードが食べられるようになる(約2カ月齢)までの間、内容は授乳・排泄補助・毎日の健康記録が仕事で、報酬はありませんが子猫の育成に必要な物品(粉ミルク、哺乳瓶、フード、ペットシーツ、ヒーター、体重計)が支給されます。預り期間中に、子猫の体調が悪くなった場合は、行政の指定する動物病院で受診するらしいのですが、医療機関で支払った診療費1頭につき1回にあたり上限5000円が県の負担で支払われるのだそうです。この活動の養成講習会は1回2時間程度の参加でOKですし。自治体で違うのかもしれませんが

このボランティアっておいしくないですか?

 

私は今まで保護した猫の診療代や手術費用はすべて自己負担でまかなってきていましたし、多くの保護主さんはみな同じと思っていますが、なんだかなぁ…実は、保護した猫の里親さんを見つけるためにネットサーフィンをしていて、ある人のブログが目にとまり、メールを出してみました。ブログには堂々と「仔猫の里親探し 譲渡率97%!!」というキャッチコピーが。これは凄すぎるー(@@;;

で、お返事が届きました。「仔猫は生後2~3か月なら里親見つかりやすいですよ~。あなたの猫さんは5~6か月ですからかなり大きいですよね。うーん、難しい。その大きさだと正直譲渡率はぐっと下がってしまう」のだそうです。そのうえ障害もある猫さんですからね。この人は、ミルクボランティアで育てた生後2~3か月の仔猫ばかり集めた譲渡会を毎月開催されていて「私が開催する譲渡会は里親必ず見つかります!」成猫や障害のある猫については「貴女のお近くの動物保護団体をご紹介しますのでそちらに連絡をとってみてください」はあ~?それでも社会に貢献する活動といえるのかな。

本日は、なんだかミルクボランティアに失望してしまったというお話でした。

その後、譲渡率97%!!は削除されたようです。

    

仔猫の画像2点は無料サイトから

 

 

 

 

お題「小動物飼ってます。」