nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

続・どうする?猫捨山のベニシア猫さん➋

昨日は一日雨。高速道路を利用して2時間、日本ライン下りで有名な観光名所の近くのイベント会場で開かれる保護猫譲渡会へと車を走らせました。この譲渡会は参加する予定で申し込みをしていましたが、とてもありがたいことに3月25日の譲渡会で仔猫3匹の里親様が決まってしまった為、参加辞退の連絡はしたものの主催者の方へのご挨拶も兼ねて旬のタケノコを求めお出かけすることに。会場に着くとすでに駐車場はいっぱい。雨だというのに大勢の人、人、人。保護猫譲渡会の会場も毎回2~300人の来場者があるそうです。会場に入ると最初に目に留まったのは小学生の女の子が描いた猫の絵。額縁入りとポストカードが販売されていて、コレがすごくかわいい!3枚の絵を買わせていただきました。どれにしようか迷うほど絵のセンスは抜群。パステル調の水彩画はぐだぐだと悩んでいる事を忘れさせてくれる癒しの時間をプレゼントしてくれました。

保護猫譲渡会でチャリティー販売されていた小学生の女の子が描いた猫の絵

                  

どうする?その❶で多頭飼い崩壊に触れたのは一人暮らしの老人に多いということ。31 匹なんてたいした数じゃないでしょ、という方もいるかもしれません。でも仔猫が産まれる度に少し大きくなった猫が捨てられる、ある一定数を維持し調整しながら飼っている人がいることをみなさんに知ってもらいたいのです。そして同じ場所に同じ人が捨てに来る。近親交配で捨てられた猫には高い確率で遺伝子障害のある仔猫が出ます。具体的には目が見えない、耳が聞こえない、歩行ができない、先天的な感覚障害、短命で長く生きられない、不幸な仔猫を増やさないために私たちに出来る事は何でしょう?

         

スタッフの方々とお話してみて分かったことがあります。あきらかに地域性の違いとでも言いましょうか。さくら耳カットで去勢・避妊手術をしても元の場所に戻すのではなく、1匹でも多くの猫の里親さんを見つけてあげたい、そんな切実な思いの伝わる、共感できる譲渡会でした。そこで出会った方々と私も同じ思いです。

決めた!

私の堪忍袋もそろそろ限界にきています。期待はできないけど とりあえず警察に届けてみよう。何も変わらないかもしれないけれど。とりあえず、期待せずに、最初の一歩。

 

                           2023/04/16

どうする?猫捨山のベニシア猫さん❶の記事<前半>をお読みになる場合は 下をクリックしてくださいね。

 

 

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」