黄砂飛来注意報発令中のなか、21世紀美術館ミュージアムショップへ用事があり、金沢へ行って参りました。
21世紀美術館は2023年の10月以来ですから1年と半年ぶりになります。日帰りとはいえ、今年初めてのお出かけでしたのでテンションもあがっています。
おすすめ1 石浦神社「神那の道」 映えスポットですね!
おすすめ2 石浦神社の花手水舎 きれい~。水の中にはビー玉がキラキラ。
21世紀美術館での用事を済ませ、真弓坂口から兼六園に入り梅林を観ながら随身坂口まで歩き、学問の神様として崇敬されている金澤神社へ立ち寄りました。
今年は巳年。大雪で行けてなかった初詣をこちらの金澤神社で。「いぼとり石」や「白蛇さん」があります。
寛政6年(1794)に、加賀藩11代藩主前田治脩(はるなが)によって創建され、一般の人々が自由に神社を参拝できるようになったのは明治7年5月7日、兼六園が一般公開されてからという由緒ある神社です。
そしてこちらには火難・水難・災難除け・金運・商売繁盛の神として白蛇龍神が祀られています。
白蛇龍神のおはなし
中国の文献によると、白火蛇とは中国大陸の奥地に千年に一度現れるという蛇で「吉凶を人間に知らせるもの」とあります。つまり五穀豊穣や天災を知らせたといわれています。そして、この蛇が中国から出雲の日御碕に伝えられ、それがここに祀られたとされています。
また、出雲(島根県)の日御碕神社龍蛇神徳記によると、『日御碕神社では、10月11日から17日まで神事斎龍の神事を行なう。この七日間に、海辺風烈し雲あがり波涛が立ち、錦紋の龍蛇が出現する。社人氏人の中で霊夢のお告げを受けたものが、斎戒正装(身を清め衣服を整えること)して、この龍蛇を迎え、これを神前に進めて神楽を奏し、神事を行なう。その時、龍蛇自然と蟠居して(とぐろを巻く事)来年の吉凶を首尾の形で示す。龍蛇は何年を経ても形状を変えず虫食いや腐敗することもない。極陰の月は諸中みな蟄居するが、(かくれる事)日御碕両宮の神徳により出現して一陽来復を告げるのである。(陰気がよりきわまりつきて陽気がめぐり来るという事・凶がつきて吉が来る事)
従って龍蛇神は総身に春の青色と金色とで覆われ、日御碕神社の神紋である柏葉の形を首尾に顕している。龍蛇は龍神の使いなので、龍蛇神として祝祭する。龍神の分身なので、日御碕の地には往古より火災がなく、田畑には旱魃の憂いもない。そこで龍蛇神を尊信する土地には必ず火災が消除され祈雨の霊助を蒙ることが多い。』 引用元・金澤神社公式HPより
毎月1日は「白蛇さんの日」になっていて御神体を開帳して開運厄除けの祈願が行なわれているそうです。
百万石通りをぶらぶらと歩き石浦神社へ。
広坂の交差点近くまで下ると、まるで京都・伏見稲荷のように連なる朱い鳥居が見えてきました。その「衣真の道」はインバウンドのお客様が記念撮影で渋滞を起こすほどの長い行列(笑)。私たちは右の「神那の道」をくぐり本殿へ。
古墳(五四七)時代に草創された金沢最古の神社だそうですよ。境内にはベビーカステラなどの露店が並び、甘い香りが漂っておりました。
石浦神社の絵馬は「きまちゃん」の丸型やハート型も。
バラエティーな水玉模様のお守り、キティちゃんやペットのお守りまで。
🌸兼六園の梅林は、今年は1カ月以上も遅れての開花。大寒波つづきでしたものね。
うーん。それにしても残念。あいにくの曇天でした。
スプリングコートを羽織っていると汗をかくくらい金沢は暖かくて、まるで雪解けから顔を覗かせたフキノトウのような気分でした。
<訂正のお知らせとお詫び>
いつもご訪問いただきありがとうございます。ブログ記事の漢字変換はキーボードまかせで、つい最初に出てきた漢字をそのまま使ってしまい、チェックもせず予約投稿をして気付かずにいることが多いです……。💦前回の記事を読み返して誤字を発見!
正しくは「厚生」⇒「更生」でした。『フィクションとノンフィクション』お読みくださった方、前後の文章の意味が理解しにくかったと思います。💦失礼しました。