今週のお題「感動するほどおいしかったもの」

2001 年名古屋鉄道谷汲線の廃線に伴い廃止となった「谷汲駅」を訪ねました。
谷汲村(現・岐阜県揖斐川町)の中心部にあり、駅の少し先からは日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所の谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)へと参道が延びていて、ちょうど参道脇の桜並木が満開でした。

日本人はやっぱりサクラですよね。
参道の石畳には風に花びらがはらはらと舞い、明日の雨で散ってしまうんじゃないかしら、今日、この青空の下、サクラを愛でることができてよかった、喜びを嚙みしめながら山門へと歩きました。





廃線になる前はきっと終点となる谷汲駅も巡礼で訪れる白装束姿の参拝者で賑わっていたのでしょう。結願・満願のお寺として知られる谷汲山華厳寺は1200年の歴史を誇る名刹です。
20代の頃は信仰には関係なく、花の寺・紅葉の寺として有名な寺院を観光目的で訪れていましたが、あらためて西国三十三所をチェックしてみると二十以上のお寺をお参りしていたことに気付きました。
そしてお恥ずかしいのですが、西国の最後の札所が関西ではなく、岐阜県にあったことを知りました。💦
本堂のご本尊十一面観音菩薩の下を歩く戒壇廻りを体験しました。真っ暗な通路を手探りで進むというもので、スマホライト禁止、撮影禁止です。満願堂には、目を隠した狸、耳を覆った狸、口を塞いだ狸(日光東照宮の見猿・言わ猿・聞か猿を思い出してイメージしてくださいね。)がいてお堂を守っています。
ちょうどさくらまつりで竹筒に模様が施してあり、夜はこの時期、ライトアップされるみたい。綺麗でしょうねぇ。現世から幽玄の世界へといざなってくれそうです。


谷汲あられをお土産にという主人が参道から1キロくらいのところにあるあられ工場へと車を走らせ、フランボワーズチョコのコーティングされたあられ等を買って帰りました。
参道のお店では草餅と苺を交互に串にさしたお団子(珍しい!)を頬張る観光客が目に留まり、20代の頃、よく友人と着物を着て花の寺をまわり、お茶屋さんでお団子をいただいたことを思い出しました。苺大福を初めて食べた時の感動が鮮やかによみがえってきたのです。