今週のお題「懐かしいもの」
押し入れの整理をしていたら、20代の頃に使っていた懐紙ばさみと帛紗(ふくさ)が出てきました。私は懐紙ばさみと呼んでいますが、正式には「帛紗ばさみ」かもしれません。💦帛紗のほかに服紗、袱紗とも書きます。慶弔で使う台付き袱紗のほうが一般的ですね。でもそれとは用途が異なります。
懐紙ばさみと帛紗は目にも鮮やかな朱色で、年数が経っているのに全然色褪せていなくてびっくり。習っていた期間が短かったせいかな。
その習い事をしていた時期に、お料理のお手伝いで手作りの「利休卵」と「大徳寺麩」を教わりました。
「利休卵(りきゅうたまご)」は江戸時代のたまご焼きだそうです。
とってもシンプルですぐに作れるので〇〇年ぶりかですけど、作ってみました。
材料は、L寸たまご2個、白胡麻70g、酒大2、薄口しょうゆ小1 これだけです。
覚え易いでしょ?
作り方
①白ごまをフライパンで煎り、熱いうちにすり鉢ですり潰す。
②すりごまに酒と薄口しょうゆを入れよく混ぜる。
③ボウルにたまごを割り入れ、よく溶きほぐし、すり鉢に入れてよく擦り混ぜる。
④寒天流しの容器に入れて、蒸し器で強火1分、中火で15分ほど蒸し上げる。
食感ですか?
胡麻がたっぷりで栄養満点健康食のお味です。初めて食べた時は「昔の人はこういうものを食べていたのね」という印象でした。飽食の時代に生きていることに感謝です。
遊びに来た知人がお土産と一緒に猫缶を差し入れてくれました。
新潟へ行って2日間お留守番をしてくれた外猫さんへ「シラス入りのまぐろ」缶をご褒美に。