nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

北陸自動車道ピアパークの陶壁画

アートによる街おこし、地域活性化

北陸自動車道ピアパークの壁画・1988年大型陶壁画の制作は戦後日本のグラフィックデザインを牽引したといわれるグラフィックデザイナーの粟津潔(Awazu, Kiyoshi)さんの作品です。(1929年2月19日生ー2009年4月28日没)

「親不知ピアパーク」北陸自動車道橋脚に描かれた陶壁画

EV充電器(急速1台)もあります。薄暗いイメージの高架下がパッと華やかに。

北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになったといわれています。私は松本清張の「砂の器」のワンシーンを思い出してしまいます。

ピアパークから徒歩数分の日帰り温泉「まるたん坊」もありますよ。

鉄印の旅・北越急行ほくほく線では「ゆめぞら」に乗って魚沼丘陵駅からくびき駅を往復しました。実は魚沼丘陵駅からすぐ近くに「魚沼の里」があり、八海山の雪室(ゆきむろ)天然の1000トンの雪を収容する雪中貯蔵庫を見学できる施設があります。庫内に雪を貯蔵することで空間自体を冷やす「氷室型」。日本酒好きな方ならピンときたんじゃありませんか?時間が許せば見学したかった八海醸造さんの雪室体験。

レストピア内にはヒスイ探しグッズも販売していました。夕方でしたのでレストランの営業、また、お食事処漁火さんも終了。閉店間近に飛び込んでスミマセン。💦

巨大海亀像の名前はミリオン:Million(緑青仕上げのブロンズ像)
大きさは全長6m×幅3.9m×高さ2.2m・重量5トン
亀の左眼には、粟津氏が次代を担う子どもたちへのメッセージを込めた “エンゼル”のメルヘンチックなモニュメントがはめ込まれているんですって。

ミリオンの脇には“マリン”と“オリオン”の二体の子亀像が寄り添っており、 一体は粟津氏の寄附によるものだそうです。

夕方でしたが、曇り空で夕日は見れませんでした。雨女なのです……。



◇絵と文字でメッセージを伝える作家 粟津 潔さんについて

東京目黒区出身。法政大学中退。絵画・デザイン技法は独学ですが、のちに武蔵野美大の(現)視覚伝達デザイン学科・助教授を務めました。

ニューヨーク近代美術館アムステルダム現代美術館、オスロ近代美術館、ワルシャワポスター美術館、富山県立近代美術館金沢21世紀美術館などに作品が収蔵されています。

 

新潟の旅シリーズはこれでおしまいデス。

家に帰ってから今年、東京で流行っているという苺クロワッサンを作ってみました。もちろんパフェも手作り。