SNSで福井ほど評判はよくないとささやかれている石山寺でしたが、さすがは石山寺。多かったです、観光客。
滋賀県大津市石山寺にある東寺真言宗の大本山の寺院で山号は石光山。本尊は如意輪観世音菩薩です。開山は良弁、尊称は金鐘行者。創建は天平19年(747年)ですから歴史を感じますよねー。西国三十三所第13番札所になります。石山寺拝観は2回目、四半世紀ぶり?
本堂はウラストナイト(硅灰石)という巨大な岩盤の上に建っています。紫式部はここで「源氏物語」のヒントを得たと伝えられているんですね。紫式部像や紫式部供養塔もありました。供養塔は傘が三重となっている珍しい石造りです。
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撮影で使用されたまひろ(吉高由里子さん)の衣装
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」は石山寺境内にあります。
吉高由里子さんのサインと清少納言役のファーストサマーウイカさんのサイン
暑さを忘れさせてくれる涼感100%
まひろが書き写したという後選和歌集 レプリカ
「源氏の間を見て 曙は まだむらさきに ほととぎす」と詠んでいます。
石山寺の名物「石餅」ヨモギと白の求肥(ぎゅうひ)でくるんだ餡餅の上につぶあんがのっています。
※求肥(ぎゅうひ)は、和菓子の材料のひとつで、白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて練り上げたもの。
帰宅して昨夜のTV『先人たちの底力 知恵泉』で紫式部こじらせ女子の特集を見ました。「自分だけは自分を見捨てない。」自分らしく生きる極意・信念を持ってその時代を生きていたのだろうと解説されていました。当時の、平安時代の先端を生きていた人なのかもしれないですね。現代なら伸び伸びと生きられたのかも。あ、現代も生き辛さは同じかな。