COVID-19で3年間外出禁止令だった我が家。5月に新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、解禁となりまして。その反動かと思えるくらいにお出かけしています。
明知鉄道はずいぶん前に、テレビで紹介された「寒天列車」を見て一度は乗りに行きたいと思っていたローカル線です。それがここ数年の“鉄印帳の旅”ブームもあって今回、明知鉄道の鉄印をいただきに行くことになりました。
SLが走っていた時代もあるのですね。
昭和15年に日立製作所が制作したC12244号というSLは北陸の機関区や東海、京都を経て昭和48年に配車になり、明智小学校に展示されました。それが整備されて平成25年、40年ぶりに線路上に戻ったのだそうです。SL運転体験ができます💗 TEL 0573-54-4101
明知鉄道の魅力は季節によってミニ懐石弁当「寒天列車」「枡酒列車」「じねんじょ列車」「きのこ列車」「おばあちゃんのお弁当列車」という車窓を眺めながら車内でお食事を楽しめる企画列車が通年運航されていることです。
「枡酒列車」には4種類以上のお酒飲み放題と温泉無料券+一日乗車券がセットになっているので行ってみたくなりますねー。
◆恵那駅では中山道の大井宿 中山道・広重美術館 恵那峡の紅葉は有名
◆東野駅は線路沿いに高齢者福祉施設が建っていて一階が駅舎入り口になっている全国でも珍しい駅でした。
◆日本で最も勾配が急な場所33%(1キロで33mの高低差)にある鉄道愛好家にはお馴染みの駅が岐阜県のローカル線・明知鉄道の飯沼駅(無人駅)です。現在は日本第二位になってるみたい?です。
◆極楽駅は平成20年に開業した新しい無人駅で、とにかくインパクト強すぎです。こんな駅見たことない… 是非、行ってみてください。ショッキングピンクの待合室とお地蔵様が旅人さんを待っています。
駐車場はなくて、すぐ近くのホームセンターバローの駐車場がPになっていました。
◆岩村駅では岩村城跡につづく旧家や商家、ナマコ壁といった昔の面影を残した街並みがあります。
NHKの朝ドラ「半分、青い」で佐藤健さんと永野芽郁さんがロケをされた街並みの一角に商店街もあります。もちろん、歩いてみましたョ。放映当時は「半分、青い」のラッピング列車も走っていたのですねぇ。うーーーん、残念。
※先日テレビで特集がありましたが、日本三大山城の1つが恵那市にある岩村城です。別名「霧が城」。織田信長の叔母が女城主としておさめていたことで知られています。あと2つは奈良県の高取城、岡山県高梁市の備中松山城になります。
◆山岡駅では細寒天の歴史が学べ、「寒天ラーメン」を食べれますよ。真冬に寒天の天日干しをする風景は山岡町の風物詩として有名で寒天の生産全国シェア8割といわれています。
そういえば大昔、かんてんぱぱガーデンに行ったことを思い出しました。(※かんてんぱぱガーデンは長野県伊那市にある複合施設です)
◆明智駅
明知鉄道は1985年にJRから第三セクターになったローカル線です。同年11月には「明知駅」を「明智駅」に改名しました。現在の駅舎は2011年11月に改修されたものです。なので明知鉄道明智駅が正式名称です。恵那駅から明智駅までは全長25.1kmで11の駅を結んでいます。
夕方の4時過ぎに明智駅前をウロウロして記念写真を撮っていたら、地元の方がお声をかけてくださって。宿でも探しているように見えたのでしょう、夕方ですものね。鉄印を買って帰る途中だと伝えると「なんだ、そうかねー」と。ごめんなさい。m(__)m
またライトアップのある紅葉の時に来ます。
◆大正村浪漫亭
◆大正ロマン館
岐阜県恵那市明智町1304-1 明知駅から徒歩10分 (駐車場は大正村駐車場に)
明智遠山家のお墓 (時代劇「遠山の金さん」?の遠山景元氏のお墓も)と光秀公の供養塔があります。
明智町は明智光秀公生誕の地とされ、5月3日には光秀まつり・武者行列が行われているそうです。