nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

越前焼「陶ふうりん展」😻猫の絵柄に魅了

昨夜から激しい雨が降っています。

 

22日から始まった越前焼「陶ふうりん三千の音色♪」を見に「越前古窯博物館」の旧水野久右衛門家住宅へ行って来ました。昨日の朝、NHKのニュースで知り、「これ、いいねー。行きたいねぇ」と言ったら、今夜から雨だから行くなら今日しかないな、ということで着の身着のままでおでかけです(笑)。

急遽決まったおでかけでしたので下調べは車の中で。💦ニュースでは福井県陶芸館という紹介でしたが、実際に行ってみますと陶芸村の中に様々な施設があり、越前焼「陶ふうりん三千の音色♪」展は県陶芸館ではなくて別の建物・旧水野久右衛門家住宅でした。しかも看板は「越前古窯博物館」とカフェの案内。ちょっと解りにくい。建物内にカフェもある展示場ということでした。入口でとまどっているおばちゃま方が多かったですよー。

ちょうど紫陽花が咲いていて、すてきな旧水野邸。

動画撮影はしなかったので、風鈴の音色をお伝えすることができなくて残念。とても素敵なイベントだと思いました。無名の作家さんが作品デビューするにはいい企画だなと思いましたし。主人とひとつずつ選んで買ってきました。わたしはもう、猫の絵柄に魅かれすぐに決まりました。

リクエスト:できれば、HPでよいので作品の写真と陶芸家さんのお名前を紹介するコーナーがあればよいな、と思いました。

圧巻です~。

よいですね、これ。花手水かしら?

水野九右衛門(1921~1989)という人は越前焼研究の第一人者だそうで平安時代から昭和までの1642点のコレクションがあります。

旧住宅は切妻造妻入の正面左右に突出部を設け、両袖造の形式で山村集落からの移築民家だそうです。

越前焼は元々須恵器を焼いていたそうですが、平安時代末期に常滑焼の技術を導入して焼き締め陶を作り始めたのが始まりだそうです。

鉄分の多い土を使うため肌色は黒灰色から赤褐色まで変化。黄緑色の自然釉が流れ落ちる美しさが特徴。

高温焼成で茶褐色に焼き締まった越前焼は、上薬を使わなくても水を通さない丈夫な焼き物と言う特長から、主に甕やすり鉢などの日用雑器を中心に生産されていた。

 

須恵器(すえき)は、古墳時代から平安時代にかけての日本で生産された陶質土器(炻器)。青灰色で硬い。同時期の土師器とは色と質で明瞭に区別できるが、一部に中間的なものもある。

wikiより

陶芸村内にある十割蕎麦のだいこん舎入口看板(上)と鬼おろし(下)

お蕎麦をいただいたあと、紫式部公園へ向かい、夕方降り出した雨に打たれながらお土産を買って家路につきました。

 

6月22日土曜日から始まった越前焼「陶ふうりん三千の音色♪」は9月1日までの開催。紫式部ゆかりの地を観光されたあとは風鈴の音色に癒されてみてはいかがでしょう。

 

 

場所:福井県丹生郡越前町小曽原107-1-169

武生インター(京都・名古屋方面)より・・・約30分

鯖江インター(金沢方面)より・・・約30分

敦賀インター(名神・舞若道)より・・・305号線利用 約50分