卵白に砂糖を加えて泡立てたものをムラングと言います。
ムラング=メレンゲのことです。「メレンゲ」は別の呼び方ですが、私たちには「メレンゲ」のほうが耳に馴染んでいますよね。
先日カヌレを作ったときに卵白が余ったのでそれをメレンゲにしてココナッツパウダーとアーモンドパウダーを加えてクッキーを焼きました。それが「ムラング・ココ」です。
材料は卵白とグラニュー糖(なければ上白糖でも可)ココナッツパウダーがあればできますのでいたってシンプルなお菓子です。今日は先日のつづきとしてメレンゲクッキーのレシピをご紹介させていただいたあとに、もう一品メレンゲのスフレを。
道具はボウル、ハンドミキサー、ゴムベラ、絞り袋、丸金具をご用意してください。
材料
卵白 100g グラニュー糖 190g ココナッツパウダー50g アーモンドパウダー50g
作り方
Mサイズの卵白4個分で110gありましたので、まぁこれもアバウトなのですけど💦そのまま使用ということで。
①ボウルに卵白とグラニュー糖を入れて(グラニュー糖は3~5回に分けて加え泡立ててください)湯煎します。鍋でお湯を沸かしボウルを55℃くらいまで温め、お湯からはずしてハンドミキサーの低速で泡立てます。
速度が5段階なら4くらいの速さで。この泡立てが不十分ですと失敗しちゃうのでポイントはひたすら根気よく泡立てること。空気をしっかり含ませること。
室温がかなり低くて寒かったせいか、ボウルがすぐに冷たくなってしまいハンドミキサーで35分かかりました。💦角がたつくらいというか、ボウルを横にしても流れ落ちないくらいまで泡立ててくださいね。そうするとテカテカにつやが出てきますよ。
②ココナッツパウダー100g(ココナッツ50g+アーモンドパウダー50g)を加えて
ゴムベラで全体をさっくりとよく混ぜます。
③天板にクッキングシートを敷き、絞り出し袋に詰めた生地を絞ります。
④オーブンは150℃くらいで余熱をしておきます。オーブンで20~25分焼けば出来上がり。
※それぞれのご家庭のオーブンにより焼き加減が異なると思いますので、オーブンの前で見ながら焦がさないように時間調整をしてくださいね。(カヌレも同様に)
材料と作り方は、家庭画報の「一流シェフが手ほどきする人気のケーキ」本を参考にしています。
お題「レシピを見て料理をしている方はどこのサイトあるいはどんな料理本を参考にしていますか?」
◇◇◇甘さひかえめ「紅はるか」スフレのレシピ◇◇◇
スフレとは、フランス語で「ふくらんだ」という意味で 一般的にはメレンゲに砂糖や小麦粉などを混ぜ合わせ、ココット型などで焼き上げる お菓子です。ファミマで大ヒットしたスフレプリンの上の部分。11月にお土産でいただいた「紅はるか」を使って、さつまいものスフレを作ります。
材料 (ココット容器200cc 5個分)
さつまいも250g 有塩溶かしバター20g 卵黄2個分 牛乳100㏄
生クリーム100㏄ バイオレット薄力粉大さじ2 グラニュー糖少量
メレンゲ用……卵白2個分 砂糖大さじ2
作り方
①さつまいもは輪切りにして皮をむき、食べやすい大きいさに切る。水にさらして水気を切る。 耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで3分加熱する。
②さつまいもが熱いうちにつぶし、裏ごしをする。
③ボウルに溶かしバター、卵黄を加えて混ぜ、牛乳、 生クリームを少しずつ加えてその都度混ぜる。薄力粉をふるい入れて混ぜる。お湯を沸かしておく。
④ボウルに卵白を入れて、砂糖を3回くらいに分けて加え、その都度よく混ぜ、ピンとツノが立つまで泡立ててメレンゲを作る。
⑤さつまいもの生地にメレンゲを半量加えて混ぜ合わせ、残りのメレンゲを加えてさっくりと混ぜる。オーブンを160℃に予熱する。
⑥ココットに有塩バター(分量外:適量)を全体に塗り、生地を8分目まで流し入れる。天板にのせ、湯(分量外:適量)をココットの半分の高さまで入れる。160℃に予熱したオーブンで30~35分焼く。
※それぞれのご家庭のオーブンにより焼き加減が異なると思いますので、オーブンの前で見ながら焦がさないように時間調整をしてくださいね。
さつまいもの生地にメレンゲを混ぜ合わせるときは、左手でボウルをまわしながら、泡をつぶさないようにさっくりと混ぜるのがコツです。
甘さ控えめで大人向けのデザートの出来上がりです。お子様用にはオーブンから取り出した時にグラニュー糖や粉糖を振りかけてあげるとよいかも。
材料と作り方は、DELISH KITCHEN のフードスペシャリスト谷村せなさんのレシピを参考にさせていただきました。
ココット用の容器は100円ショップでも売っていますのでお子様と一緒に手作りしてみませんか?