福士蒼汰さんとハチワレ猫ナナのW主演作品です。2018年の作品で上映時間は118分。過去に一度観た映画なのですが、実はこれに、あのイケメン俳優の大野拓朗さんが高校時代の友人兼ペンションオーナーという役どころで出演されていたので再度映画鑑賞をしました（笑）。この映画に出ているハチワレ猫さんの声を担当しているのが女優の高畑充希さん。そしてこの、誇り高き野良猫を演じているのがZOO動物プロ所属のトムくん2014年9月28日生まれでセルカークレックスという猫種です。ああ、どうりで毛がモコモコのカールなのですね。末広がりの八（ハチワレ）は縁起がいいんですよ。うちの外猫にもハチワレがいます。雑種ですけどね。映画では人間の言葉が理解できる猫という設定です。
※ 菜の花畑のワンシーンが撮影されたロケ地は大分県豊後高田市の長崎鼻
ストーリーは夜、車に撥ねられたハチワレの野良猫を通りかかったサトル（福士蒼汰）が動物病院へ運び、それが縁で猫との暮らしが始まります。実はサトルには小学生の頃に飼っていたハチワレの「ハチ」という猫がいて、２代目のハチワレには「ナナ」と名付けました。ラストはサトルが病気で死んでしまうシーンが後半にあって病院の正面玄関のガラスの扉を何度も開けようとするナナの名演技がとてもいじらしく映ります。幼少期のサトルの母親役に木村多江さん、サトルの初恋の相手役に広瀬アリスさん、義理の叔母役に竹内結子さん、看護師役に戸田菜穂さん、ナナの声に高畑充希さん。主役級のそうそうたる顔ぶれが脇を固めています。この作品では大野拓朗さんのイケメンぶりがイマイチわかりにくく描かれているのが少し不満といえば不満（笑）前回観た時には気づけなかった。😢もうひとり幼馴染の写真館の息子役で山根涼介さんが出られていますが今年の春の映画『刀剣乱舞ー黎明ー』に出演されていました。
原作は作家の有川ひろ（有川浩）さん、女性です。調べてみると私、この方の作品結構見てますね（笑）二宮さん主演のドラマ「フリーター、家を買う」とか映画「阪急電車 片道15分の軌跡」とか。錦戸亮さん主演の「県庁おもてなし課」、玉森裕太さん初主演映画「レインツリーの国」、高畑充希さんの「植物図鑑」も。代表作の１つに図書館戦争シリーズがあります。私はパスしたんですけど。一般的には「図書館戦争」を知ってる人のほうが多いかもしれませんね。猫の書籍や猫の絵本も出されているのできっと猫好き。飼い猫がおられるのでしょう。デビュー当時は有川浩さんて名前だけだと男の方かなってずっと思っていましたが、たしかに作品は女性目線の作品が多いような気がします。改名の理由は存じませんが、ひらがなにして印象も随分変わりました。音楽担当は大阪出身のコトリンゴさん。主題歌「ナナ」、挿入歌「奇跡は」など歌われています。
皇族を招いてのチャリティー試写会も上映され、猫がでている国内映画の中でもおすすめの作品といえます。
追記 山根亮介さん、現在は春ドラマで橋本環奈さんとW主演されています。
お庭でくつろぐHACCIくんと満開のマーガレット
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