nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

癒しのエンパシー

溢れでるコトバの雫のような美しい詩とそれを表現する心洗われる優しく響く歌声。

   

 

♪「悲しみの数を言い尽くすより 同じくちびるでそっと歌おう」
♪「粉々に砕かれた鏡の上にも 新しい景色が映される」
♪「繰り返す過ちのその度、人はただ青い空の青さを知る」

 突き刺さったこの言葉 「ゼロになるからだ」

 

いつ、どんな時に聴いてもいいですよね。この歌。『いつも何度でも』

千と千尋の神隠し」主題歌です。

この映画の大ヒットはこの歌あってこそだったのではないかと思います。

個人的には中島みゆきさんの日本語を大切にする綺麗な表現力がずーっと好きでした。

でも

この歌を聴いてから、こんな詩を書く人がいるんだ。

心に染み込むような言葉を紡ぐ人が。

それを余すことなくメロディにのせて歌う人がいることに感動したというか、

作り手が感じたり考えたりしたことを共に感じることができた曲でした。

「いつも何度でも」どんな歌だっけ?という人にyoutubeでお届けします。

 


いつも何度でも/木村 弓     作詞:覚和歌子 作曲:木村弓
www.youtube.com

 

■言葉の達人・「いつも何度でも」を作詞された覚和歌子さんについて調べてみました。

日本の作詞家、詩人、シンガーソングライター。蓮田ひろか名義でも作詞家として多数の詩を提供されています。
ご主人は落語家の入船亭扇辰(いりふねていせんたつ)。
1961年 山梨県生まれ。中学~高校までは千葉県松戸市で育つ。早稲田大学第一文学部を卒業。主な著書に 覚和歌子詩集 ハルキ文庫/覚和歌子(著者) 、第一物語詩作品集『ゼロになるからだ』(徳間書店)、最新詩集『海のような大人になる』(理論社) など

著書   (フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』から)

ゼロになるからだ 詩集 (徳間書店スタジオジブリ事業本部 2002年)
薬罐 yah-can この世の始まりをめぐって (冨山房インターナショナル 2003年)
青天白日 (晶文社 2004年)
海のような大人になる 詩集 (理論社 2007年)
ねえ (谷川俊太郎共著 絵本 フレーベル館 2008年)
星つむぎの歌 (CD絵本 響文社 2009年)
中学生で出会っておきたい71の言葉 (2012年)
高校生で出会っておきたい73の言葉 (2012年)
ハナさんの赤い指輪 (2013年) [私家版]
小学生で出会っておきたい55の言葉
ポエタロ オラクルカード (地湧社 2015年)
はじまりはひとつのことば 詩集 (港の人 2015年)
2馬力谷川俊太郎共著 詩集 ナナロク社 2017年)

 

木村弓さんについて調べてみました。

大阪出身で神戸女学院高等部在学中にアメリカに留学し、カリフォルニア州立大学でピアノを専攻。

ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」で脚光を浴び、一躍 時の人となりました。

アルバム   (フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』から)

銀のしずく(1991年/2002年4月24日)

花の星(2002年7月17日)

空も海も風も(2002年11月21日)

流星(2003年11月21日)

浜辺の歌(2004年5月26日)

愛されていると(2004年12月8日)

翼(2006年10月25日)

 

お題「どんな時聴いても良い歌」