今日は食中毒に関するお話です。
食中毒の原因として、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ノロウイルス、病原性大腸菌O157などがありますよね。
❝流しそうめん❞で93人が食中毒の北陸ニュースを見て検出されたカンピロバクターについて少し調べてみました。大雨の影響で湧き水の水質検査をしていなかったことが原因とのこと。
うちは、特に外猫たちが鶏のささみが大好きですので、茹でて小さくちぎってドライフードと一緒に食べさせていますが、しっかり茹でないと危ないなぁと実感しました。
以下、『からだマルシェ』より一部引用しています。
カンピロバクターという名前の由来は、ギリシャ語のcampylo(カーブした)という言葉と、ラテン語のbacter(細菌)という言葉から、カーブした螺旋状の細菌という意味合いでカンピロバクター(campylobacter)と名前がつけられました。
カンピロバクターは、単一の菌を指すものではなく、代表的には下記のような種類があります。
- Campylobacter jejuni(カンピロバクター・ジェジュニ)
- Campylobacter coli(カンピロバクター・コリ)
- Campylobacter fetus(カンピロバクター・フェタス)
- Campylobacter sputrum(カンピロバクター・スピュータム)
家畜(ウシ、ブタなど)、家禽(ニワトリなど)および、家庭で飼っているペット(イヌやネコなど)などの動物の消化管の中にカンピロバクター菌が住みついている場合があり、これら動物の糞便からも検出されることがあります。
特にトリには非常に高い確率でカンピロバクターが住みついていることが。
カンピロバクター腸炎を起こすパターンとして最も多いのが、生焼けの鶏肉を食べた時です。
カンピロバクターは流通・市販されている鶏肉の4割から6割に付着していているといわれています。
増殖できる温度の範囲は30~40℃程度。
カンピロバクターの菌に汚染された食物を食べ、感染して症状が出るまでの期間は、他の食中毒菌に比べて比較的長く、2日~7日位と幅があります。
主な症状としては、腹痛、下痢や嘔吐、発熱が起こります。初期症状は風邪と同様なので間違われることもあります。
これらの症状の他に頭痛、めまい、倦怠感などが起こります。
5匹目のサバトラの仔猫(右)も無事に捕獲に成功しました。今週は仕事が立て込んでいて、仔猫たちのウイルス検査とワクチン接種を知人に預けてお願いしています。今は仔猫の体重が800gあれば避妊手術・去勢手術が可能らしいので獣医さんに診ていただいたうえで決めたいと思います。動物医療の進歩がめざましいですね!
猫さんたちが我が家へ戻るのは月曜日の予定です。