nekonoongaeshi’s diary

鉄印の旅と植物と保護猫と。田舎暮らしの日々を綴っています

初夏の庭*雨にもマケズ咲く花たち

6月になりました。いま、我が家の庭を彩る草花や花木です。    

     

         スモークツリーと紫陽花、ムラサキツユクサ(下)

●スモークツリー

初夏に花が咲いて秋には紅葉、冬は葉が落ちて枯れ木になります。記念樹としてお庭に植えられることが多いです。雄木と雌木があって、雌木のみ花が咲いた後に花茎を伸ばしピンクの綿菓子のようになります。遠目から煙のように見えるためスモークツリーと呼ばれているようです。原産国はヨーロッパ、中国、ヒマラヤ山脈などで耐寒性に優れているうえ、大暑性もあって育てやすい木なんですよ。花言葉は「賢明」「賑やかな家庭」などがあります。

    

ムラサキツユクサ

和名の紫露草(むらさきつゆくさ)は原産地はアメリカだそうです。別名トラデスカンティア。これはイギリスの植物採集家であるジョン・トラデスカンティアから命名されたんですって。通常草丈50cmくらいだそうですが我が家では70cmくらいに育ちます。

花言葉は「ひとときの幸せ」一日花であることが由来となっています。露草は朝に咲いてお昼には萎んでしまう。雨の日や曇天ですと夕方まで咲いています。

  

●ニガナ

4月下旬から初夏にかけて山野に咲く黄色い野草で食べられます。沖縄料理で野菜として使われます。小さい花なので近くへ行かないと気づきませんが、新緑から深い緑色になる山野で所々黄色いワンポイントが殺風景な田舎に彩を添えてくれます。花言葉は「質素」です。

  

マツバギク麗晃

耐寒性多年草 サボテンのような肉厚の葉が特徴です。名前は似ていますがマツバボタンとは異なります。極寒の地でも毎年元気に花を咲かせてくれるグランドカバーです。晴れた日にしか咲かないので「怠け者」という花言葉が付いているそうです。

  

●オキナセアの改良園芸品種?花期5月下旬~6月

花名を忘れてしまった…耐寒性で毎年花をつけます。オキナセアの花言葉は「深い愛」「漂う品格」など。バックの草は“なでしこ”と“バライチゴ”で花期は7~8月初旬。我が家は寒冷地のため紫陽花も7月に咲くんです。遅いでしょう?

  

●ヘラバヒメジョオンとマーガレットのコラボ

米原産の帰化植物でとにかく寒さに強いです。繁殖力もハンパない。

この南エリアは薬草の箱庭としてドクダミやベニバナ、チドメグサが夏のお庭で競って咲いてくれるのですが、勢いのあるヘラバヒメジョオンが占領し始めジャングル化してきました。春には山菜がとれるので除草剤は使えないのが悩みの種です。

ヘラバヒメジョオン花言葉「忠節な愛」、マーガレット「心に秘めた愛」

  

  

  

タニウツギ
毎年2mくらいの樹高で剪定し、大きくならないようにしています。梅雨の間、次々と開花してかわいいですよ。雨に濡れるとひときわ映えますね。若芽はヨモギの代わりに餅などに入れて食べれるそうです。花言葉「豊穣」「豊かで美しい」

地方によっては「火事花」「葬式花」の異名で忌み嫌うところもあるそうですが具体的にどの地方なのか調べてもわかりませんでした。現在は観賞用として園芸店でも販売されていますよね。分布は北海道西部、東北、北陸、山陰、信越地方に生育しています。 

   

山ですので花が咲きだす季節になるとスズメバチが巣を造ろうと飛び回るので草とりも命がけ。黒い帽子や黒系ズボンは攻撃されやすい、できるだけ白や水色系の洋服で作業しています。

 

最後に

台風、梅雨前線の影響で全国的に大雨となりました。高速道路の通行止めや公共交通機関の運行中止、高知県列車脱線事故、道路の冠水・崩壊、田植えが終わったばかりの農地の冠水等、このたびの大雨で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。